
神主が奉幣の儀で使用される御幣を作成します。
正面の三社には大きな御幣を、残りの四社にも小さな御幣を作ります。
御幣大

紙司 柿本(中京区麩屋町三条上がる下白山町310 075-211-3481)にて、機械漉き奉書紙大杉(532x394mm)を12枚用意します。
型紙に合わせて切り目を入れます。


切目を入れた紙垂4枚2組、紙垂を挟む棒、水引、半紙(100x130mm)を用意します。
御幣大の場合は、紙の大きさが大杉以上はないので、2枚を重ねて1組とし、2組で1本の御幣を作ります。

右側の紙垂の場合、左から切目に沿って上に折ります。




左側は左右対象になる様に折ります。


左右の紙垂を重ねて重ねた上部を半分に折ります。



紙垂に棒を重ね、千枚通しで水引を通す穴を開けます。


棒を添えて水引を通し結びます。



持ち手側に半紙(100x130mm)を巻き、水引で結びます。
御幣小

機械漉き奉書紙小杉(532x394mm)を8枚用意し、半分に折ります。
折り目を上にして型紙に合わせて切り目を入れます。

切目を入れた紙垂8枚8組、紙垂を挟む棒、水引、半紙(100x130mm)を用意します。
後は御幣大と同じ要領で4本作ります。